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福川伸陽さんのリサイタル
きのうはほぼ定時に会社を抜け出して東京文化会館小ホールへ。
Sがさんの同僚がなぜか日フィルトップの福川伸陽さんとお知り合いだということで、リサイタルのお誘いを受けたのであった。 Sがさんは残念ながら不参加。ひとりで会場へ。 ホルン中心の室内楽ばかりを聴くチャンスってめったにないと思うのだけれど。 曲目はこんなかんじ。 グラウン 四重奏曲 東京文化はいいホールだけど、ところどころホルンの響きの残り方がちょっとだけ気になったなぁ。でもそんなことはまあどうでもよくなるくらい、すばらしい演奏だった。 Vnの木野さんがイケイケでがんがん弾いてて面白かった。 最近自分がアンサンブルをやっていても思うのだけれど、あれは「調和」と同時に「戦い」でもあったりする。目配せして、何が始まるのやら、と思うとわくわくする。 福川さんのソロをじっくり聴いたのは初めてだったのだけれど、所々、やっぱり丸山勉先生のお弟子さんなんだなー♪と思うところがあってなんだか面白かった。 休憩が終わって、師弟競演のベートーヴェン♪これが楽しみだったのだ。 実は、丸山先生は我が母校のトレーナーだったりする。あたしがお世話になった20年前に、すでに新進気鋭、注目のホルン吹きていうかんじだった。日本屈指のソロプレイヤーになられた今でもまだお世話になっている。 それなのに我が後輩たちのやる気のなさったら、、困ったものだ。先生の偉大さを知って少しは練習しなさい!>後輩ちゃんたち 2ndが強い演奏が割と好きだったりするので、丸山先生ががんがん吹きまくるのを聴いてて楽しかった。師弟で演奏、福川さんも楽しかっただろうなぁ。このお二人の雰囲気を、自分の演奏会でもできたらいいな、なんて恐れ多くも思ってしまった。 技術的には無理でも、この楽しそうなかんじをお客様に伝えられたらいいな。 最後のボーウェン、初めて聴いたのだけれど、かっこいい曲だった。あたしは近現代って正直よくわからない人なのだけれど、なんていうか、そういうこと抜きにして、ちょっと切ないコードが出て来たかと思えばまた激しく、また木野さんをはじめとする弦の演奏がすごくて、ほんとかっこいい「戦い」を見る(聴く)ようだった。 割れんばかりの拍手のなか、福川さんご挨拶で「アンコールを2曲やります」と。 わーい。何かな、楽しみ。 1曲目はモーツァルトのホルン協奏曲第1番2楽章。大好きな曲。 弦楽四重奏といっしょに五重奏として演奏しても違和感のない、かわいい曲。 福川さんのppでぽろっと吹くかんじがなんだかとてもかわいらしかった。 そして2曲目。丸山先生再登場〜。 モンティのチャールダッシュ。超絶技巧曲だ。 神業と同時にきっと何かしらネタをかましてくれるんじゃないかな。と期待。 ふたを開けたら、、やっぱり笑えて感動する演奏だった。 超高音のイメージが強い曲だけど、2人で掛け合いで演奏してて、福川さんがものすごいペダルトーンでメロディを吹いたのが面白かった。 テクニックもすごいが何よりもお二人が楽しそうに演奏しているのが、聴いててこちらも楽しくて楽しくて。手拍子したくなってしまった。 お客さんはどちらかのお弟子さんが多いのか、高校生もけっこういた。あとはおじさまおばさまが多くて。こんないい演奏会なのに月曜だからというのもあって席が埋まらないのは実にもったいない! 少し出待ちしようかと思ったけれど、仕事も残ってたので帰途へ。 電車のなかで興奮冷めやらぬまま、誰かに話したくてしょうがなくて、Sがさんやそのお友だちにメールを書き、演奏を思い出してにやにやしながら京王線に乗って発車を待ってたら、、 なんとホルン吹き(K島君)が電車に乗って来た! いやーびっくりした。けどちょうどよかった(笑) 早速プログラムを広げて喋りまくってしまった。 我々も、聴きに来てくれる人に、楽しかった!といってもらえるような演奏をしようではないか。 とはその場ではいわなかったけど。よろしくね♪ 11/29(土)14:00- 秋の名曲コンサートやります@日吉
by eureka_m
| 2008-10-22 00:37
| きこえるもの
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